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New York タイル散歩  (Blooklyn編)

 
 
 
 
 

Williamsburg


マンハッタン島から地下鉄を乗り継いでBedford Avenue Stationへ。地下鉄の駅を出るとブルックリンらしい町並みが広がっている。ブルックリンの北に位置するウイリアムズバーグはもともと倉庫街だったが、近年若いアーティストやミュージシャンたちが移り住んで魅力的な街に変わりつつある。
レンガ積みの建物と非常階段、街路樹、そして広い空。
マンハッタンとは全く違った景色が新鮮だ。

レンガタイル



Bedford Ave.を南に進むと個性的なレンガの建物が。
2色のレンガが対角線方向の格子柄に積まれている。
こちらはスクラッチ面状。
コーナ部分も接着ではなく1体物。

The Greenhouse at WILD



緩やかな坂道を歩いていると、ヘキサゴンタイルの張られたカフェを見つけた。
少し大きめのヘキサゴンタイルは、建物が建てられた当時の物のようにも見えるが、目地の広い部分がとても気になる。
ただ、これも味に思えてしまうのは私だけだろうか。

Meadowsweet

http://www.meadowsweetnyc.com

ウイリアムズバーグ橋からつづく高架をくぐると最初の目的地メドウスウィートに到着。
無釉(*1)のヘキサゴンタイルが可愛らしく幾何学模様に並べられた床。
しかも年代物。
剥がれた部分はコンクリートで埋められ、タイルは建設当時のままの物がそのまま利用されてる。
お店自体はお洒落に改装されているが、古いものを生かしたデザインは海外ならでは。
Crush & Build が基本の日本では、見習いたくても難しいだろう。
タイルはほとんど目地無く突き付けで並べられている。
一部四角いタイルも。
(*1=釉薬を使わず、タイルの生地に顔料を混ぜて発色させた物)

Ludlow Blunt

http://ludlowblunt.com/

次に向かったのは、ブルックリンの床屋さん。
ウェブサイトがカッコ良く、個人的に見たかった場所の1つ。
床には大理石のヘキサゴン。
タイルとは違った高級感。
さすがに、カットしてもらう勇気はなく、、。

Mast Brothers

http://mastbrothers.com/

通りを歩いていると、あまい香りが、、、
香りに誘われて、MASTチョコレートに立ち寄る。
店舗の奥ではチョコレートの製造過程を見学する事が出来る。
壁には真新しい100x200mmの白いタイルが張られていた。梁部分の出隅の納め方が不思議。

Wythe Hotel

http://wythehotel.com/

様々なガイドブックでも紹介されているワイスホテルが最後の目的地。
今回ニューヨークに訪れたのは、ここへ行く為と言っても過言ではない。
元々紡績工場を改装して造られたこのホテルは、ブルックリンを象徴するような建物だ。
1階のBARにはモザイクタイルが張られている。
一瞬ヘキサゴンタイルかと思わせるが、良く見ると25mm角のタイルで幾何学模様が組まれている。馬張り(*2)が効いている。
トイレの床にもモノトーンのヘキサゴン。腰壁には何とも美しい色をした75x150mmのタイルが張られていた。
タイル好きなら必ず行くべし。
(*2=タイルを半分ずつずらして並べる張り方)

そのほかのブルックリン

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